インフルエンザに罹ってしまった。
職場でいつも通り仕事をしてたら隣の席に座っているアルツハイマーの始まった糞ババアに「何か顔が異常に赤いよインフルエンザなんじゃないの?早く出てってくれない?」と言われてしまった。しかしまだ出社して2時間で残り半日分の時給を失うのがイヤだったので何となく仕事を続けていると何故か尋常じゃないくらい体がダルくなってきたので渋々会社を抜けて医者に行って体温を測ってみたところ何と熱が9度近くもありバッチリインフルエンザ判定を受けてしまった。
今年(2011年)のインフルエンザは罹った人間の大半が新型と呼ばれるもので、ぶっ倒れるとまではいかないまでも計ってみたら結構熱があったというケースが多いらしい。インフルエンザの判定には何時の時点で熱が何度あったというのが大事なようで、医者に行って初めて熱を計ったことを行ったらイヤミったらしく怒られた。
インフルエンザというのは風邪よりもキツくて、長くて、というイメージがあるが、治療に関して言えば一般的にインフルエンザは風邪よりも圧倒的にラクチンだ。風邪をひいたときの医者の治療で嫌なものトップ3といえば注射と座薬と10人に1人が吐くと言われる銀のヘラで舌押さえつけられて喉の奥にイソジンの塊みたいの埋め込まれてウ゛ェッってなるアレだが、インフルエンザにはそれが無く、薬を飲むだけでいい。
インフルエンザウイルスには特効薬があり、それを罹ってから48時間以内に飲めば一気にラクになる。それが一時期「暴走する」「飛び降りたくなる」「タミフる」で話題になった錠剤タミフルと攻殻機動隊タチコマ張りの変形メカアクションがたまらない粉末吸入式リレンザという薬だ。
最近まではこのタミフルとリレンザどっちにするか選べるケースが多いようだが、リレンザの使い方とメカアクションにはロマンがいっぱいで、ガンダム好きの男子はほぼ100%リレンザをチョイスしているというデータもあるほどだ。
当然自分でもインフルエンザに罹った際は「リレンザ」を堪能してみたかったので、医者に「リレンザを一丁」と頼んだのだが、医者からは意外な一言が返ってきた。
「最近ヤバいの入ったんだよ、そっちにしとく?」
明らかに医者じゃなくて洞窟の底でビーカーに入った怪しい謎の薬を売っている商人みたいな感じで言ってくるもんだから吹いた。ヤバイのってなんだよみたいな。
そこで登場したのがリレンザ5回分のパワーに値する最強の薬イナビルだ。リレンザと同じく粉を吸うタイプだがリレンザよりも操作が簡略化されており横の腹を一回押し込んで吸い、今度は逆の腹を押し込んでもう一回吸う、という手順になっている。大人は2個分必要なので、合計4回吸えば良い。これだけのことでインフルエンザが治るというのだからニワカには信じられないが、飲んで一晩寝た直後に平然とこの無価値な文章を書いているんだから凄まじい効き目である。
吸い薬ということで、多少むせるんじゃないかと思い恐る恐る吸い込んでみたがむせることはなかった。粒子が細かいのか、とても良くできている。
結局1日でインフルエンザ治療完了認定をされたが、インフルエンザの面倒くさいのはココからで、インフルエンザは伝染性が強いので熱が無くなってから菌が完全に無くなる2~3日は外出禁止、出社、登校厳禁である。薬一発で一日で治っちゃう分、この待機期間が非常にむず痒い。家からは出られないし、かと言ってラブボディーAkiと初々しい妹のセットでリアルオナニーするほどの体力もなく、仕事するくらいの体力はあり、長時間ゲームをすると熱ぶり返しちゃいそうで怖いので興味も全然ない公認会計士になる本なんてのを読んで過ごすしかなくなっちゃうという怠惰な3日間をどう耐えるかが実はインフルエンザの肝なのである。
↓「イナビル」検索者のために第一三共のマニュアルを載せるので参考にしてもらいたい。